カローラツーリングのグレード別違い→おすすめは「S」or「W×B」

カローラフィールダーにつぐステーションワゴン「カローラツーリング」には、ガソリン車、ハイブリッド車共に3つのグレードがあります。

  • G-Xグレード
  • Sグレード
  • W×Bグレード

さらに、ハイブリッド車には2WD車(FF)に加え4WD車のラインナップがあります。

 

どのグレードを選ぶか??価格だけに気を取られ、欲しい装備が付いていないor付けられないと、ガッカリしてしますよね??

グレードによっては欲しいオプションが選べない場合もあります。

 

結論として、カローラツーリングのおすすめグレード

「S」または「W×B」というのが失敗しない選択と言えるでしょう。

年間走行距離が、5,000km以上になるのであれば、ハイブリッド車の方が良いでしょう。

 

もう少し掘り下げ、今回はカローラツーリングのグレード別、装備の違いを詳しく紹介します。

LEDフロントフォグランプ

なお、W×Bにのみ標準装備されるLEDフロントフォグランプは、他グレードでは「メーカーオプションで装備可能」です。

選択しないと、フォグランプは装備されません。

当然、後付けはできず、販売店オプションにも無いため注意しましょう。

「G-X」vs「S」グレード別の違いと比較

G-XグレードとSグレードの価格差、

  • ガソリン車で約20万円
  • ハイブリッド車で約17万円

Sグレードが上位グレードであり、カローラツーリングの中間グレードに相当します。

装備内容と価格を加味すると、最もコスパが良いのはSグレードと言えるでしょう。

アルミホイールの有無

グレード 標準 メーカー
オプション
販売店
オプション
G-X 15インチ
スチール
無し モデリスタ
15インチ
アルミ
S 16インチ
アルミ
17インチ
アルミ
モデリスタ
18インチ
アルミ

G-Xグレードには、アルミホイールのメーカーオプション設定がありません。G-Xは、15インチスチールホイール+フルホイールキャップが標準になります。

Sグレードには、16インチアルミホイールが標準装備され、オプションで17インチアルミホイールを選ぶことも可能です。

 

販売店オプションでは、純正エアロブランドの「モデリスタ」があり、

  • G-Xグレード用:15インチアルミホイール
  • Sグレード用:18インチアルミホイール

しかし、モデリスタでカッコよく乗りたいなら、スポーティな上級グレードW×Bを選ぶユーザーが大半です。

ノーマルスタイルでカッコよく乗りたいならSグレードの方がおすすめです。

本革巻ステアリングホイールの有無

ステアリングの違い

Sグレードに標準装備される本革巻きステアリングホイールですが、G-Xグレードはウレタンステアリングホイールです。

スポーティなカローラツーリングの内装の印象をより引き締めます。

夏の暑い日でも、熱を持ちにくいハンドルのため握りやすく実用性にも優れています。

ナビ&オーディオの違い

ディスプレイオーディオ:左7インチ、右9インチ

カローラツーリングには、全グレード7インチディスプレイオーディオが標準装備です。

SグレードとW×Bグレードには、9インチディスプレイオーディオがオプション選択可能ですが、G-Xでは選択不可です。

 

より大画面な9インチを選択したい場合、Sグレード以上を選びましょう。(機能性やリセールの観点から、9インチ推奨)

また、G-Xグレードのみバックガイドモニターが標準装備されずメーカーオプションとなります。

安全面の違い

先進の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」は全グレードで標準装備されます。

 

Sグレード以上に標準装備される「インテリジェントクリアランスソナー・パーキングサポートブレーキ」

これは、前方に壁などの静止物がある場合、警告及び踏み間違え時の出力制限を行います。(※後述します、G-Xグレードではオプション設定)

レーントレーシングアシスト

出典:カローラツーリング特長

「全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール」と車線逸脱時にステアリング操作をアシストする「レーントレーシングアシスト」は、ガソリンのG-Xのみオプション設定で、「ハイブリッドG-X」と「Sグレード以上」は標準装備します。

「ハイブリッドG-X」と「ガソリンG-X」で3万円相当の価格差はココにあるといっても良いでしょう。

「S」vs「W×B」グレード別の違いと比較

SグレードとW×Bグレードでは、約15万円の価格差があます。

W×Bグレードが上位グレードであり、カローラツーリングの中で、最もスポーティでトップグレードです。

アルミホイールの違い

W×Bグレードには、ダークグレーメタリック塗装の17インチ専用アルミホイールが装備されます。

Sグレードには16インチアルミホイールが標準装備され、17インチはオプション設定で「切削光輝+ミディアムグレーメタリック」と異なるデザインです。

メーカーオプションで5万円の価格差がありますので、17インチアルミホイールを希望するなら、W×Bがおすすめです。

ヘッドランプの違い

ヘッドランプの違い

カローラツーリングは全車LEDヘッドランプを標準装備しますが、W×Bには専用のBi-Beam LEDヘッドランプ+LEDデイライトが装備されます。

日中でもデイライトの点灯で存在感をアピールしています。LEDデイライトはW×Bのみの装備です。

シート表皮の違い

W×Bには「合成皮革+レザテック」を採用し上質かつスポーティなシートに仕上がっています。

標準はブラックですが、オプションでホワイトも選択可能です。

Sは「ファブリックシート」でブラックのみです。

メーターパネルの違い

メーターパネルの違い

W×Bグレードには、「自発光式のオプティトロンメーター」と「7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」のメーターパネルが採用されています。

アナログ式の速度計またはデジタル式の速度計の表示切替が可能で、平均燃費などのインフォメーションも表示されます。

 

Sグレードには、アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備されています。

また、指針のカラーは、

  • ガソリン車は赤
  • ハイブリッド車は白

と、配色が異なります。

なお、Sグレードでも「自発光式のオプティトロンメーター」と「7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」は、メーカーオプションで選択可能です。

ガソリンターボ「6MT」はどう?


W×Bのみに設定される6MT車には、1.2L 8NR-FTS(直噴ターボ)エンジンを搭載します。

普段使用する1,500~4,000回転で常に最大トルクを発生させるため、アクセル操作に対するレスポンスに優れています。

 

また、排気量が少ない分、1.8L CVT車よりも優れた燃費で「走行性能」と「環境性能」を高次元で両立しています。

車の電動化が進められる中で、MT車の数はどんどん少なくなっています。

運転を車に任せることなく、自分で思い通りに操る楽しさがあります。

 

今後、カローラツーリング6MT車の中古車市場での人気は気になるところでしょう。

しかし、リセールを考えるよりも実用性に優れたステーションワゴンを「6MT」で「今」楽しむことを重視して乗ることをおすすめします。

特別仕様車(50Million Edition)はおすすめできる?

特別仕様車

カローラブランド世界累計販売台数5000万台達成記念に伴う特別仕様車「HYBRID W×B”50Million Edition”」が発売されました。

グレードは、ハイブリッドのW×B(2WD/4WD)のみの設定です。

 

特別仕様車はベース車と比較して8.5万円高い(2WD)ですが、約11万円相当のオプションが装備されます。

  • 9インチディスプレイオーディオ
  • 車内の空気をきれいに保つ「ナノイーX」
  • 隣の車線を走る車両をレーダーで検知する「ブラインドスポットモニター」
  • バックで出庫する際に接近車両を検知する「パーキングサポートブレーキ」

これらが標準装備となります。

 

特別装備として、ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減する「除電スタビライジングプラスシート」、シートやダッシュボードの縫い目をオレンジステッチとして、よりスポーティな印象に仕上げています。

 

アルミホイールは、マットブラック塗装の専用17インチアルミホイールです。

ボディカラーにアーミーロックメタリック(ベージュ系)を特別設定、ブラックマイカ×アーミーロックメタリックを特別設定メーカーオプションとしました。

 

買いかどうか?正直、外観&内装のデザインが気に入るのであれば「買い」だと思います。

オプション装備もコスパに優れるので、ご自身の求めるオプション内容とマッチするのであれば、特別仕様車はおすすめです。

アクセル踏み間違い防止機能は必要?

正直「あれば安心だけど、無くても困らないシステム(装備)」だと思います。

しかし、高齢ドライバー運転に不安がある人にとっては、保険として役立つシステムだとも言えます。

 

Sグレード以上に標準装備される「インテリジェントクリアランスソナー・パーキングサポートブレーキ」

これは、前方に障害物(静止物)がある時に、警告+出力制限(6MT車は警告のみ)を行い、踏み間違いやギアの選択ミスを気付かせてくれる安全装備です。

 

どうしても、その方向に進みたい場合には、2秒で出力制限は解除されるので進むことが可能です。

意図しない方向に進むことを抑制する、操作ミスに気付かせてくれるため安全面では必要と言えるでしょう。

 

ただし、パニックになってアクセルを踏み続けた場合(2秒以上)には、機能が解除され、そのまま加速します。

常に意識を持った操作と安全装備を過信せず安全運転に努めましょう。

【総括】カローラツーリングのおすすめグレード

カローラツーリングのおすすめグレードはどれなのか?

G-Xグレードは必要最低限で、価格に強くこだわる人にだけオススメしたいと思います。

 

基本的には、冒頭で述べてように「S」または「W×B」がオススメです。

売れ筋の「S」と「W×B」がおすすめ

  • コスパ重視:Sグレード
  • スポーティさ重視:W×Bグレード

装備が充実しており、コストパフォーマンスに優れたグレードなら「1.8LガソリンS」がおすすめ。

 

17インチアルミホイールなど、よりスポーティな装備にこだわるなら「1.8LガソリンW×B」でしょう。

Sに対して価格差は約15万円のため、Sにオプション追加するくらいなら、最初からW×Bの選択がおすすめです。

 

なお、9インチディスプレイオーディオは、ぜひオプションで選択した方が良いでしょう(実用性&リセールの観点から)

ガソリンvsハイブリッド

年間走行距離でおすすめは変わります。

年間走行距離 おすすめ
5,000km以下 ガソリン車
5,000-10,000km程度 (どちらかと言うと)ハイブリッド車
10,000km以上 ハイブリッド車

年間走行距離が10,000km以上走行するならハイブリッド車が断然おすすめで、年間走行距離5,000km前後の走行ならガソリン車がおすすめです。

走行距離が少ないと、車両本体の価格差を燃費でカバーできなくなります。

 

年間7,000-8,000kmなどの場合は、ハイブリッド車の方が良いでしょう。

静粛性、リセールバリューの高さから、燃費以外の部分を総合的に考慮し、ハイブリッド車を選択した方が損をすることは無いでしょう。

 

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