カーリース審査の仕組み&審査が甘い会社は?審査なしの会社が無い理由

新規でカーリースを契約したいけど、審査が不安。または、既に別のカーリースを申し込んだけど審査に落ちてしまった。


そんな方に向けて、本記事では

  • カーリースの審査の仕組み
  • 審査に通りやすい(審査が甘い)カーリース会社の紹介

主に上記2つの観点を解説していきます。

はじめに結論だけを知りたい方へ。

結論

noruca」のカーリースは審査が柔軟で、通過しやすい!

結論だけ知りたい人はランキングにジャンプにして、「norucaの審査が甘い理由」と「審査が柔軟なカーリース業者一覧」を確認ください。

カーリース審査の仕組み

カーリースの利用審査はブラックボックスだと言われています。

実際、各リース会社ごとの細部に関してはその通り。詳細は公開されていません。

しかし、どの情報が参照され、ある程度の合否判断をしているか?という点は既にわかっています。

なぜ審査があるのか?

永野
永野

なぜなら、あなたは信用されていないからです。

カーリース業者の立場になって考えてみてください。見ず知らずの他人が車を借りに来ているのです。

素性もわからない人が、車という「資産」を長期にわたって貸してくれと言っているわけです。


たとえば、過去に金融事故などを起こしていたら大変です。

この人は過去に問題を起こしていないか?支払い能力はあるか?それらは当然チェックが必要です。

そもそもあなたは信用されていない、だからカーリースには審査があるのです。

審査内容

カーリース申し込み時の主な審査内容を以下に示します。数字が小さいほど重要な審査項目です。

  1. 過去の金融事故有無
  2. 年収
  3. 職業と雇用形態
  4. 会社の規模
  5. 金融資産

過去の金融事故有無

まず、個人信用情報機関にあなたの信用情報の照会を掛けます。そこで過去の金融事故の有無を調べます。


金融事故とは、自己破産などの致命的なものから、クレジットカードの支払い遅延なども含まれます。

クレカの支払い遅延は1度では問題になるケースは少数ですが、複数回やらかすと「事故歴(=債権の異動)」が付きます。こうなると、基本的に通常のカーリースの審査は通りません。

年収

当然、年収は多い方が良いです。一般的には、年収200万円程度から審査の土台に乗ると言われているので、過剰に心配する必要はありません。

職業と雇用形態

職業によっても審査の有利・不利が存在します。


たとえば士業(医師や弁護士)や公務員は、食いっぱぐれる可能性が低く収入が安定しているため、審査には有利です。

また、雇用形態も大いに審査と関係ありです。正社員なのか非正規・派遣社員なのか?当然ながら、雇用の安定性のある正社員が有利です。

会社の規模

勤務先の会社の規模や財務内容も審査に影響を与えます。当然、上場企業で安定性のある会社が高評価となります。

なお会社の与信情報(≒会社の格付け)は、帝国データバンク等で参照できるので、審査会社も容易に把握することが可能です。

金融資産

審査の際、金融資産保有額を記載する場合があります。当然、資産は多いに越したことはありません。


本人は無職だけど、莫大な資産を持っているなど(地方の名家や相続など)特殊なケースでは審査に通過することもあります。

審査に通る人・落ちる人の特徴

始めに結論を述べます。

結論

カーリースの審査に通りやすい人:一定の収入があり、収入に安定性がある人
カーリースの審査に落ちやすい人:収入が低く、収入の安定性に欠ける人

要は、リース期間満了までの間、きちんと月額利用料を支払える能力がある人。そんな人が審査に通りやすいです。


仮に低収入であったとしても、勤続年数が長いと高評価となります。同じ会社に長く勤務している「収入の安定性」は、比較的重要視されている項目といえます。

逆に、高収入であっても勤続年数が短い人は微妙でしょう。リース満了までの期間、収入が安定している(と思われる)ことが重要です。

審査なしのカーリースは存在しない

永野
永野

審査なしのカーリースは存在しません

だって考えてみてください。見ず知らずの他人に車という「資産」を貸すのに、その人の素性を一切調べないなんてことあり得るでしょうか・・・?


あり得ません。

基本的に、どんなカーリース業者であっても「審査」は存在します。

ただし、専門の審査会社(ジャックスやオリコなど)を介在させない独自の審査(主に自社審査)を設けているカーリースもあります。


こういったカーリース会社では、審査は柔軟になる傾向があるので狙い目となります。

審査に通りやすい(≒審査が甘い)カーリースの条件

  • 複数の審査会社と提携していること
  • 頭金やボーナス払い制度がある
  • 専門の審査会社を通さない独自審査を採用している

複数の審査会社と提携していること

一般的なカーリース会社では、利用審査を専門の審査会社に委託しています。

審査会社は複数存在し、たとえば「オリコやジャックス、アプラス」などが代表的な会社です。


これらの審査会社に委託するわけですが、1社に委託するよりも2社、3社、4社など提携審査会社の数が多い方が審査通過率はアップします。

要は、いずれかの審査会社で審査通過すればOKなわけです。ですから、提携する審査会社の数はポイントとなります。

頭金やボーナス払い制度がある

頭金やボーナス払いのシステムがあれば、月々の支払額を抑えることができます。

つまり、収入に対し支払額の割合が減るので審査に通りやすくなります。

専門の審査会社を通さない独自審査を採用している

最も審査に通りやすいのはこのパターンです。専門の審査会社を通さず、自社や自社グループによって利用審査を行います。

審査が甘いカーリース会社ランキング

前置きが長くなってしまいましたが、審査に通りやすいカーリースを紹介します。

1.noruca

「noruca」は審査通過率95%!利用審査が甘いランキングの1位は不動でしょう。

審査は専門の審査会社を通さず「独自審査」を行うため、個人信用情報に不安のある人・収入が安定していない人に特にオススメです。

勤務先へのヒアリングが無い&連帯保証人が不要など、面倒ごとが発生しないのも嬉しいポイント!


唯一のデメリットは、頭金が一律20万円必要なこと

それでも審査通過率の高さを考慮すると、非常に柔軟なカーリースと言えるでしょう。

項目詳細
車種国産車
リース期間2年、3年
走行距離上限車種により異なる
リース満了後の扱い返却 or 乗り換え
頭金必須(20万円)
ボーナス払い要相談

noruca

2.ノレル by gulliver(中古車リース)

ガリバーが運営する「ノレル」というカーリスです。

中古車プランの審査通過率は80%以上です(2021年1月1日~2021年9月30月の平均審査通過率88.8%)

noruca同様、専門の審査会社を通さず「独自審査」を採用しています。中古車なので月額料金が抑えられ、より審査に通りやすいと言えます。

なお、新車プランもありますが、こちらは審査会社を経由する審査形態のため審査が甘いとは言えないでしょう。審査の難易度だけで考えれば、中古車プランをオススメしています。

項目詳細
車種国産車・外国車
リース期間30日、1年、2年
走行距離上限月間換算1000km or 2000km
リース満了後の扱い返却 or 乗り換え
頭金無し
ボーナス払い有り・無し両方OK

ノレル by gulliver(中古車リース)

3.クルカ

クルカの審査通過率は公表されていません。

オススメする理由は提携審査会社が4社もあるから。

  • 株式会社アプラス
  • 株式会社ジャックス
  • プレミア株式会社
  • 株式会社エース・オートリース

4社いずれかの審査会社で審査通過すればOKなので、1社審査に比べ有利に進めることができます。

項目詳細
車種国産車
リース期間3年(特定車種のみ2年、4年)
走行距離上限月間換算1000kmまで
ハイエース(貨物)は2000kmまで
リース満了後の扱い返却 or 乗り換え
頭金有り・無し両方OK
ボーナス払い有り・無し両方OK

クルカ

審査落ちしない為にやるべきこと

上記で紹介した3サービスは、いずれも審査は柔軟な方だと思います。

審査通過に向けて万全の準備をするためにも、以下のポイントを実施しておくことも併せてオススメします。

自分の与信・信用情報の整理

債務(借金)の整理

まず、現時点で借金がある人は可能な限り返済しておきましょう。

借金や借り入れの状況は、個人信用情報に全て記載されます(隠してもバレます)


リボ払いなども今後は基本的に使用しない方が良いです。

また、見落としがちなのが携帯電話料金の支払い。分割払いを選択している場合、忘れがちなので後回しにせずきちんと支払いをしましょう。

不要なクレジットカードの解約

不要なクレカは解約をお勧めします。

クレジットカードにはキャッシング枠があります。キャッシング枠の「設定金額」が多すぎる場合、審査では不利に働くことがあります。(実際にキャッシングしていなくても「枠」が大きすぎると審査にマイナスの場合がある)


要は、キャッシング枠分は借金できてしまう(=与信が下がる)ということなので、なるべくキャッシング枠は小さい方がいいのです。

個人信用情報の確認

自分自身の信用情報を調べることも効果的です。個人信用情報機関は、以下3つです。

信用情報の取得は有料(1000円前後)ですが、客観的な自分の与信状況を把握でき、カーリース業者の選定にも役立ちます。

過去に借金や支払いの延滞などをやってしまった方は、一度確認した方が良いでしょう。

カーリース会社の選定

自分に合った適切なカーリース業者を選びましょう。

より審査に通りやすいのは「審査会社を経由しない独自審査のカーリース」です。

独自審査のカーリースを選ぶ

ここまで説明したように、独自審査のカーリース業者は圧倒的に審査通過率が高いです。

3つ紹介したカーリースの中では「noruca」と「ノレル by gulliver(中古車リース)」が該当します。

月額料金(車種、グレード、中古車)

月額支払料金を抑えると、審査に通りやすくなります。車種・グレードを少し妥協することや、中古車リースを検討することも選択肢の1つとして残しておきましょう。

頭金やボーナス払い

同じく、頭金やボーナス払いが可能であれば月額料金が下がるので審査に通りやすくなります。

連帯保証人

自分だけでなく、第三者の信用を活用できれば審査に通る確率がアップします。連帯保証人を付けられるケースもあるので、審査時に問い合わせてみるのもよいでしょう。

まとめ

審査に通りやすいカーリースは「独自審査のカーリース」です。

よって、これに該当するオススメのカーリース業者は

いずれかが良いです。

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